今働いている仕事や職場に対して不満がある場合、誰でも転職を考える事があるでしょう。看護師が転職をしたいと思う理由は、どんなものがあるのでしょうか。まず、看護師が転職したいと思う理由の1つに、人間関係が上手く行っていないというものがあります。看護師として働いている人の年代は20～60代と幅広く、それぞれが違う価値観を持っているため、一緒にチームプレイしていく時に人間関係の悩みが起りやすいです。また、女性社会の看護業界では職場内で派閥ができている場合があり、同僚から嫌がらせや嫉妬、酷い場合はいじめられてしまう事もあります。業務内容や待遇が希望通りだったとしても、深刻な人間関係の悩みを抱えている場合、転職して関係をリセットしたいと思うようになるのです。
また、看護師が転職したいと思う理由には、体力的にキツイというものがあります。ベッドから車いすに移乗させたりなど、ちょっとした介助にも体力を使いますし、ナースコールによって病棟内を行ったり来たり、休みたくても休むことはできません。また、看護師は夜勤があるので生活リズムを一定に維持するのは難しいものです。2交替では夜勤が12時間勤務になり、拘束時間が長く体がボロボロになってしまうこともあります。看護師の仕事は激務であるだけでなく、夜勤や休日出勤、残業があるということも多いため、体力的に限界を感じた結果、自分の時間や家庭の時間も大切にしたいと、退職・転職を考えてしまうようです。